IPONA



 低価格で市場評価の高いIPONA製顕微鏡ですが
 弊社に修理を依頼される件数もかなりあります
 多くは可動部分のトラブルです
 メカニカルステージの不具合や、ピント機構がユルくなった等です
 上記写真は主力のodeoではなく、高級機ですが、
 このタイプのピント機構は二重蟻溝となっており、
 使用頻度にもよりますが定期的なメンテナンスが不可欠です
 また、IPONA製品全般に言えるのですが、
 ケーブル(ビデオケーブルや電源ケーブル)が、ボディーの外側に露出しているため
 断線や接触不良を起こしやすいのが特徴です
 メーカーの製品写真は、右前側から撮影されたものが多く、
 ケーブルが見えないのですが、
 実物は上記の写真の通り、
 フレームの左外側をケーブルが通っており、
 つい、引っ掛けてしまいそうな状態です
 市販の顕微鏡にCCDを後付けした影響でしょうか、
 CCDケースは鏡筒よりも一回り大きなサイズになっています