口腔内細菌観察画像例

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■動画例■
アメーバー
コーンコブ
デンティコーラー菌
トリコモナス
多い
多い(2)


■画像例■

○好気性菌(歯周ポケットが浅い)


○通性嫌気性菌、運動性桿菌 (歯周ポケットが中程度)
嫌気性菌が生息しやすい歯周ポケットが形成されると、細菌性肺炎の原因となる菌が増殖しやすくなる。



○偏性嫌気性菌(歯周ポケットが深い)




○好中球とマクロファージ

好中球・マクロファージ 少ない(慢性)



好中球・マクロファージ 多い(急性)



○内科的歯周治療の確立に向けて
歯周病は細菌によって引き起こされる感染症の一つであるとし、歯石除去や歯肉の切除などの外科的処置用いず、位相差顕微鏡にて口腔内の細菌の様子、状況を調べた上で必要な抗菌剤などを選んで処方する内科的歯周治療は、患者さんへの負担軽減の側面からも注目される治療方法である。
○呼吸器疾患と歯周病との関係
ガンや脳卒中、心臓病に続いて日本人の死因上位に見られるのが肺炎である。その原因と言われる
細菌やウィルスは空気中に限らず、口腔内にまで及ぶ。
特に歯周病に関わる細菌の研究は、口腔内の環境が肺炎の潜在的感染源ではないかという論議の元
に数多くの研究機関、医療機関にてなされているのが現状である。
【歯周病と関係性が深いといわれている呼吸器疾患】
嚥下性肺炎(えんげせいはいえん)/誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん):食物や唾液が誤って気管に入っ
てしまうことにより、唾液中に含まれる細菌が肺の中で繁殖し、炎症を起こすことによって起こる肺炎。
○歯周病が招く内蔵疾患
・アメリカの歯周病学会においては、歯周病を抱えている人の方がそうでない人よりも心筋梗塞や糖尿病を患う確率が高いと発表。また、妊娠した女性が歯周病を抱えていると、早産になる可能性が飛躍的に高まるとも。