○CAD設計(CG)
コンピューター設計の利点のひとつは”デザインしながら機構設計できる”ことです。

内部構造を確認しながら外観デザインと整えていくことが可能なので、「出来上がったらパーツが内部に納まらない!」なんてことは起こりません。

これは加湿機能つき空気清浄機の設計を行っているところです。
内部のファンやボトルや基板のサイズや取り付け位置を確認しながらボディーデザインを平行して進めています。
いろいろな形状を簡単に確認できるのも、コンピューター設計ならではです。

左図はボディーのアール形状を見直しているところです
あわせて、吹き出し口の形状も変更しています。

完全なアール形状を、直線プラスアールに変更すると、まったく違った印象になります。

実際にモデル試作を作らなくても画面上で確認することができます。
時間とコストの節約に大いに貢献しています。
ボディーは板金で製作しました
上下のパーツは樹脂(ABS)から削りだしています。










左は樹脂成型パーツをCAD設計しているところです。

3Dファイルが完成したら、メールで工場へ送ります。

まずは光造形で試作してみて、細部を確認します。

修正と微調整を繰り返して形状が定まったら、金型製作です
←は3Dファイルを元に光造形で試作したものです。
詳しくは光造形をご覧ください
塗装・組み立てが完了しました






CGだけでは製品は作れません
二次元の図面に変換して必要な寸法を書き入れます

CAD-CAMシステムで3次元のまま加工する場合もありますが、データだけでは完成品にできないパーツもあります。

二次元図面は必要です。
←は、上記図面から製作した、顕微鏡ボディーです

アルミ鋳物です
(ダイキャストではありません)

砂型鋳物で概形を作り、詳細部分は切削加工しています

御覧のように鏡筒とコンデンサーレンズの固定部分の円筒は一体同時加工しておりますので、光軸の精度は抜群です

また、振動や衝撃に対する強度・剛性も充分で、落下しても光軸は狂いません
ピーテック製位相差顕微鏡
P-Scope PRO 
(ピースコープ・プロ)です




 ○CAD設計(ラフスケッチから図面&データ作成)

ラフスッケッチから図面やデータを作成いたします
イメージを簡単な絵や口頭で教えてください

CGや図面にしていくことで漠然としたイメージが
具体的な形になっていきます

まずは全体の形状をCG化します
大まかな大きさや形状、色合いなども調整します

平行して内部の機構も設計を進めます
内部機構が、ボディーに収まるかどうか
パーツのレイアウトは?
生産性・コストの計算も重要なポイントです
電装設計(基板)もCGを駆使して仕上げます
スイッチパネルのデザイン完成です
色合いもCGで確認します

全体の完成です